大同寺は、その名の通り、大同年間(806年から810年)の807年に開創されました。
もともとは天台宗の寺院であったということです。
南北朝時代の応安5年(1372年)月菴宗光禅師により臨済宗寺院として再興されました。
代々但馬守護・山名氏の庇護を受け、伽藍も整備されましたが、応仁の乱により焼失したとのことです。
兵庫県指定文化財である開山堂は、江戸時代の天和年間(1681年から1684年)に建造・移築されたとのことです。
大同寺年表
807(大同2年) | 天台宗寺院として開創 |
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1326(正中3年) | 月菴宗光禅師生誕 |
1346(正平元年) | 山名時義公生誕 |
1367(貞治6年) | その子、山名時熙(ときひろ)生誕 |
1372(応安5年) | 月菴宗光禅師により臨済宗寺院として再興される |
1389(康応元年) | 月菴宗光禅師遷化 山名時義公没 |
1404(応永11年) | 山名時熙の子、山名宗全(そうぜん)生誕 |
1435(永享7年) | 山名時熙公死去 |
1467 - 1477 | 応仁の乱 大同寺の伽藍が焼失したとされる |
1654(承応3年) | 境内の復興がはじまる |
1678(延宝6年) | 現在の山門が建立される |
1683(天和3年) | 開山堂が現在地に移築される |
1977(昭和52年) | 開山堂が兵庫県指定文化財に登録される |
1979(昭和54年) | 山門が山東町(現朝来市)指定文化財に登録される |